私も2児の父親として、子育てをしていく上でなにが子どもにとって大切なことなのかを考えることがあります。
近頃はインターネットやスマートフォンの普及で簡単に情報を得ることができますし、伝達方法も簡素化されて大変便利な世の中になりました。こうしてこのホームページを検索してたくさんの方々にきそがわ幼稚園のことを知っていただく機会を与えていただけることも本当にありがたく思っています。しかし幼稚園での保育(子育て)に関しては、いささか時代遅れかもしれませんが、もう少し泥臭くアナログにいきたいと私たちは思っています。
幼稚園での生活は子ども達にとって初めての小さな社会です。四季折々の行事や製作、日々の保育を通して子ども達は様々な経験をします。園庭で咲くお花をお友達と一緒に見つけて季節を感じ、「お花が咲いてるよ」「いい香り」「もう春だね」「あ、てんとうむしだ!」「触ってみようか?」子ども達はどんどん自分の周りの世界を広げていきます。
しかし、毎日が楽しいことの連続とは限りません。例えば、子ども達も初めての集団生活で、どうしてもお友達と気持ちや考えがぶつかってしまうことも。それは、子ども達が成長していく上で大切な経験でもあります。
“自分はこう思った” “相手はどう感じたのかな?” “次はどうすれば良いのかな?”そんなことをちょっと立ち止まって先生やお友達と一緒に考える。相手のことを考えて思いやれる力。それは目に見える力ではないけれど、大人になった時に持っていて決して困るスキルではないはずです。わたし達はそんな心の成長を大切にした子育て(保育)をしていきたいと思っています。
“みんなが嬉しいとわたしも嬉しい”周りにそんな気持ちを持った人達がたくさんいる子ども達の未来はキラキラ輝いて見えます。
お友達といっぱい笑って、時々ケンカして、ちょっぴり泣いて、そしてもっと仲良しになって。そんな園生活をみんなに過ごしてもらいたいと思っています。
お子さんの豊かな心を、ぜひわたし達と一緒に育んでいきませんか。