あと16日
これはすみれ組の子ども達がきそがわ幼稚園に通える日数です。
数字で見ると余計短く感じてしまいます。
毎年この時期になると、クラスから卒園式の歌が聞こえ、
私達は誇らしい気持ちと、寂しさが交じり合ったら不思議な気持ちになります。
子ども達はというと、卒園する意味やそれに伴う寂しさ、
不安な気持ちはまだあまりなく、
漠然と卒園するということをとらえているようです。
ところで、お子さんが入園した頃の保護者の方の心配事はどんなことでしたか?
「お友達ができるだろうか?」
「幼稚園で寂しくて泣いていないか?」
「ひとりで幼稚園でやっていけるのかな?」
卒園を控えた今となっては、心配事はどう変わりましたか?
多くの方は心配事が小さくなっていたり、
また違う悩みが新たに出てきた方も多いと思います。
それだけ皆さんもお子さんと一緒に成長し、強くなった証です。
しかし、だだ一つだけ変わらないこと、それはお子さんを愛おしく思う親の心。
どんな困難なときも、我が子の幸せと笑顔を願ってきた皆さんの愛だけは、
どんなことがあっても変わらないことです。
またこれからも変わらないと信じています。
そんな皆さんの気持ちに寄り添い、
一緒に進んでいきたいとこの時期は特に思います。
別れはどんな時でも悲しいものです。
しかし、その先に必ずある新しいこと、
素敵な出会いに期待に胸を膨らませ、一歩踏み出すことが出来るよう、
残り少ない日数ですが、子ども達と一緒に楽しい思い出を一つでも多く作っていきたいと思います。