五年前の今日、東北地方を巨大地震と津波が襲いました。
いまだに不自由な生活や家族との再会を果たせていない方が多くいると聞きます。
その方々の心の痛みが一日も早く癒されますよう、心からお祈り申し上げるとともに、
私達もあの震災で被害にあわれた方々のことを忘れないようにしたいと改めて思います。
すみれ組さんにとって、明日が卒園式のため、今日が最後の保育となりました。
最後の朝の会、最後の卒園式の練習、最後の幼稚園で食べるお給食、最後の帰りの会…
今日行うことが全て幼稚園で行う最後のことになってしまいます。
そんなことばかり考えると、とても寂しい一日になってしまうので、
今日の子ども達の姿は三年間の集大成だと考え、
こんなに元気に朝のご挨拶ができるようになった!
こんなに沢山お給食を食べれるようになった!など、
子ども達の成長を喜ぶことにしました。
すると、年少さんの頃は泣いてばっかりいた子が
こんなに立派になってと考えるとまた寂しさが…
やっぱり別れはとても寂しいものですが、
その寂しさの向こう側には必ず新しい世界が待っています。
期待で胸をいっぱいにしているすみれ組さん、
後ろを向かず前だけを見て歩いていってください。
けどやっぱり寂しい…
たまには幼稚園のことを思い出してね。