園庭の桜が満開です。
数年前までは咲かずの桜でしたが、
一昨年あたりから少しずつ花が付き始め、
今年はかなりたくさんの花を付けました。
十数年前に前園長と松平先生と一緒になって園庭に穴を掘り、
植樹した時は幹の太さが5㎝もなかった木でしたが、
今ではこんなに立派に花を身にまとい、夏場は子ども達のいい日陰として、
何百人もの子ども達を見守りながら成長してくれました。
毛虫が付いたら手作業で一つずつ取り、
落ち葉の掃除などをしたりはしましたが、
成長の変化は一日一日はわかりませんでした。
子ども達の成長も一日一日はわからずとも、
一か月前、一学期前、一年前、三年前と比べてみると
確実に成長しています。
子ども達の持っている生命力を信じて、
少しの手助けや助言をしながら日々の保育をしていきたいと、
満開の桜を見ながら改めて感じました。
入園式まであと6日、それまでに花が散ってしまわないことを願っています。