「おれ、黄色バッチ!」「わたし、水色バッチ!いいでしょ~!」
一つ大きい学年になって、鼻息も荒く自慢気に
ピカピカのバッジを見せてくれる子ども達。
そんな子ども達も、
昨年の学年の下駄箱やお部屋に無意識で向かってしまいます。
ちょっと意地悪して「もう一回ばら組さんやるの?」とおちょくってみると、
「あっ、そっか…、間違えちゃった…」
そんなやり取りが、毎年この時期にはあります。
今日も何人もの子ども達に意地悪してしまいました。ごめんなさい。
しかしそれも一週間もすればしっかり自分の下駄箱の場所や教室、
担任の先生を覚え、新しい学年に馴染んでいこうとします。
子ども達の柔軟性や順応性の高さには本当に感心します。
ただし、しばらくの間は新しい環境に馴染めず不安定になる時期です。
帰宅後はいやだったことに目を向けるのではなく、
必ず一つはある楽しかったことに目を向け、
お家でお話を聞いてみてください。
そうやってどんどん子ども達の中の楽しかったことを膨らませてあげてくださいね。
そうすることで、楽しい気持ちや嬉しい気持ちが
いっぱい詰まった前向きでプラス思考の素敵な子どもになっていくと思います。