運動会の練習が始まると子ども達の心の中に
少しずつ競争心が芽生えます。
かけっこで一番になりたい!
リレーで勝ちたい!
あの子に勝ちたい!
負けたくない!
年少さんのかけっこを見ているとまだまだ
みんなと一緒に走って楽しいな!
という感じの子がたくさんいます。
それが年中になってくると、
勝ちにこだわる子が増えてきます。
年長にもなると、チームでリレーを行うので、
どうやったら一番になれるかといろいろと考えているようです。
また応援も年少さんはかわいらしくみんなで
「がんばれ!がんばれ!」
年中さんは大声で「がんばれーーーー!」
と本気で応援しています。
年長にもなると「がんばれー!ぬかせ!ぬかせ!」
とかなり応援も過激になってきます。
お父さんとお母さんとお弁当が食べられる!
と思って運動会を楽しみにしている年少さん。
かけっこで1番になりたいなと思いっている年中さん。
何が何でもリレーで優勝したい年長さん。
学年が違うとこんなにもとらえ方が違います。
幼少期に他人を蹴落としてまで勝ちにこだわる競争心は考え物ですが、
やはり子ども達の中には少なからず競争心は必要だと思います。
今日は負けたけど次こそは!なんて思っている子も多いはずですし、
自由遊びの時にリレーの練習している年長さんもたくさんいます。
子ども達の相手に勝ちたいという競争心がいつのまにか
練習をたくさんして早くなりたいという向上心へと
変化しているようです。
この運動会という行事を通して子ども達の中に芽生えた競争心は
今後どんな形の向上心へと変化していくかとても楽しみです。
応援してあげ下さいね。