運動会のすみれ組の演技の一つにバルーンがあります。
その演技中バルーンでカラーボールを打ち上げる技があり、
全部のボールが高く打ち上げることが演技の一つの見所です。
しかしこれが難しいんです。
もっと言うならすみれ組が取り組んでいるバルーン自体が
とても難しい物なんです。
今では子ども達は簡単に大きな風船のようにバルーンを
膨らませたりしていますが、一人でもタイミングがずれると
なかなかきれいな風船状にはなりません。
そこへ少し強い風が吹くと大人でも難しくなってしまいます。
そんな難しいバルーンでカラーボールを高く打ち上げるために
先生たちは今試行錯誤しています。
子ども達が帰った後、先生たち全員でバルーンを持ち出し
ボールを打ち上げるコツを考えたりもしました。
バルーンの中心に重りを付けるのは?
打ち上げる時一歩前に出ては?
タイミングを少し遅くしてみては?
本来であればもっと以前にこの難題を見つけられたのですが、
最近の天候のおかげで園庭での練習が思うように行えず
こんなギリギリまで試行錯誤しています。
結局、トライルの長谷先生のアドバイスで
打ち上げる瞬間までバルーンの中心を先生が
下から持っていることにしました。
そうすることで子ども達は今まで覚えたことを大きく変更することなく、
またボールも高く打ち上げられるようになりました。
あとはバルーンの下で持っている先生の手を放すタイミングだけです。
練習時間がとても少なく、まだまだ不安いっぱいですが、
先生たちは当日までは完ぺきにしてくれると思います。
本番では子ども達の演技とあわせて、
先生たちの動きにも注目していただくと
より一層運動会が面白くなりますよ。