今日階段で年長さんの2人の女の子が
自分たちのティッシュを出しあって
床を拭いていました。
何かこぼしたのかと思いその様子を見てみると、
こぼれた絵具を拭いていました。
自分でこぼしたものを拭いているのだと
最初は思いましたが、
「こちにもあるよ!」
「そこもそうじゃない!?」
なんだか様子がへんです。
そこで話を聞いてみると、
その絵具はその子たちがこぼしたわけではなく、
たまたまそこを通りかかったその子たちが見つけて
誰かに言われたわけではなく
自主的に掃除をしてくれていたことがわかりました。
そのままにしておいてもいいものを
わざわざ自分たちの大切なティッシュを出して
拭いてくれていたことにとても感動しました。
しかも拭いてくれた理由を聞いてもっと感心しました。
その理由というのが
「そのままにしておいたら誰かが踏んで滑るかもしれないでしょ。」
「決まってるじゃん!」
だそうです。
もうあなたたちには何も言うことはありません。
さすが年長さん!
そうですよね、それ以外の理由はありませんよね。
そんなことを彼女たちから諭され
一緒に掃除をお手伝いさせていただきました。
つい自分さえよければと利己的に考えがちなこのご時世。
今日の子ども達の素敵な行動に、
見返りなどを一切求めない純粋なボランティア精神というか
本当の優しさ、思いやりを彼女たちから改めて学ばせてもらいました。
3学期早々、本当に素敵な子ども達の姿が見れて
改めて子ども達のすごさを感じることができた
素敵な一日になりました。