年中さんの男の子が
「あの子、お母さんに会いたくて泣いているんだって」って
教えてくれました。
ちなみに この年中さんの男の子は
去年の今頃、毎朝「おがあざ~ん」って泣いて
制服に着替えるのも嫌がった子です。
そんな年中さんとの会話から始まった幼稚園生活2日目。
例年、初日よりも2日目、3日目の方が泣いて嫌がる子が多くいます。
その例にもれず今年も泣けてしまう子が昨日より
多くいました。
これは、初日は保護者の方々が入園までの期間で
「幼稚園楽しみだね」
「どんな楽しいことやるのかな?」
「おやつおいしそうだね」
「新しい制服かわいいね」
などなど、いろいろと子ども達の心をくすぐる後押しを
してきていただいたおかげで
子ども達はワクワクで登園してきてくれます。
また子ども達もお母さんと一緒に
幼稚園に行くもんだと勘違いしてたりもします。
しかし、一日目で “お母さんがいない!” ってことに
子ども達は気付きます。
また、まだ楽しいことを自分で見つけられないため、
思ったほど楽しくない!
そんなふうに思えてしまう2日目は
どうしても泣けて泣けて仕方ありません。
これは誰もが通る道で、この状況を乗り越えると
全てが一気に好転していきます。
そのきっかけは先生との関わりの中にあるのか、
友達なのか、お気に入りの本やおもちゃなのか
お母さんやお父さんの何気ない一言なのかは
まだ今は分かりません。
しかし、今は泣けて怒れて嫌がっていても、
しばらくすると絶対に収まります。
そして来年の今頃は、冒頭の年中さんの男の子のように
しれっと「あの子、お母さんに会いたいんだって」って
お話してくれるようになりますよ。