「先生いいにおいのやつあげる」
朝、年中さんの女の子がキンモクセイの小さな花を
くれました。
そういえば、昨日ぐらいからかすかに
キンモクセイのにおいがすることがありました。
園庭にも滑り台の向こう側にキンモクセイの木があります。
子ども達はボールを投げたり、木をゆすったりして
落ちてくるキンモクセイのオレンジ色の花を
一生懸命に拾い集めています。
ボールを投げたりして落とすのはあまり感心しませんが、
まぁ、いいにおいのする花を集めたいという
子ども達の気持ちも分かりますので、
今は黙認しています。
子ども達はキンモクセイのいいにおいを楽しんだり、
砂場の土の冷たさを感じたり、
風の冷たさを感じるなど、
五感をフルに使って毎日遊んでいるようです。
子どもの頃に図鑑の中だけでは分からない
いろんなものに実際に触れ、感じて、経験することで、
自然と色んな感覚が養われます。
これからも子ども達にはいろんな経験を
させてあげたいと思いました。
もう少し寒くなると、園庭のイチョウの葉が黄色く色付き
そのイチョウの落ち葉で花束作りや、
どんぐりの樹をみんなで揺すって落としたどんぐりを拾って楽しめるようになります。
幸いにも園庭にはいろんな樹木が植えられていますので、
子ども達はそれらを通して秋の訪れをより身近に感じてくると思います。