木枯らし1号
2017.10.30
台風が過ぎ去り、なんだか一気に
寒くなってきたように思います。
赤とんぼの群れや、虫の声などが楽しめる
秋はどこへ行ってしまったのでしょうか…
暑さも和らぎ、寒くもなく気持ちの良い秋は…
最近の台風や長雨で秋を存分に感じることなく
なんと今日、東京都心は木枯らし1号が吹いたとの
発表がありました。
何でも例年より10日程度早いとう今回の発表。
秋を通り越して、一気に冬になってしまいそうです。
木枯らし1号とは、
気圧配置が西高東低の冬型の配置になり、
北よりの風速8m/s以上の風が吹くと木枯らしと
認定されるそうで、
その中でも最初に吹いた北よりの強い風を
「1号」と発表するそうです。
「東京都心では木枯らし1号が観測!」とか、
「近畿地方でも…」などとよく耳にすることがあります。
しかし、「名古屋市内で木枯らし1号が」とか、
「岐阜市内でも冬の到来を知らせる木枯らし1号が観測」
というフレーズはあまり聞かない気がします。
実は、木枯らし1号が発表されるのは、
東京と近畿地方だけだそうで、
他の地域では発表されないそうです。
それには深い理由というより、
だだニーズがないからだそうです。
木枯らし1号が発表されてもされなくても、
きそがわ幼稚園の園庭に目を向けると、
イチョウの葉も徐々に黄色く色づきはじめました。
いまはちょうど葉っぱの半分くらいまで
緑から黄色になっています。
もうすぐすると、黄色い葉が沢山
降ってくると思います。
また、どんぐりも少しずつ実が茶色くなってきています。
その実が落ちて子ども達の手に届くのも
時間の問題のような気がします。
今日のような風が冷たい日でも
子ども達はやっぱり元気いっぱいです。
園庭で寒さに負けず走り回っています。
子ども達にとっては、木枯らし1号が吹こうが、
秋だろうが、冬だろうが
あまり関係ないようですね。