この季節になると、きそがわ幼稚園の園庭にある樹から
たくさんどんぐりが落ちてきます。
子ども達はそのどんぐりを一つずつ吟味して
ポケットやプリンカップに入れて集めています。
今日もあるクラスの帰りの準備の手伝いをしていると
スモックのポケットから30個以上のどんぐりを
宝物でも扱うように、大切に大切に
ランドセルの中へ入れている子がいました。
一つずつ割れてはいか、汚れてはいないかを
チェックし吟味しながら拾い集めた
そのどんぐりはその子にとって大切な宝物なんでしょうね。
なんでこんなもの持って帰ってくるの?
というどんぐりや葉っぱ、石ころや小枝、
木の実やダンゴ虫や仰向けになって動かない虫は
お子さんが一生懸命集めたものばかりです。
持ち帰った際は顔をしかめるのではなく、
わが子の拾い集めている姿を想像して、
お子さんに大切にさせてあげてくださいね。
ちなみに子ども達の“宝物”の隠し場所は
ポケット中以外にも自分の下駄箱の中などがあります。
その下駄箱から先日もセミの抜け殻が出てきました。
毎日その下駄箱の中を確認しながら過ごしていたであろう
その子の姿を想像すると、
むやみに下駄箱の中も掃除できません。
なので、靴が入るスペースがあるのであれば、
今後もそのままにしておくつもりです。
ご来園の際は、一度お子さんの下駄箱の中をのぞいてみてください。
すごい宝の宝庫になっているかもしれませんよ。