今日は、昨日の空模様とは一転、
雲一つない青空の一日でした。
そんな気持ちの良い青空の下、
子ども達が戸外で自由遊びをしています。
その中でも赤色の帽子を被った
年少さんにどうしてもこの時期、視線が向いてしまいます。
まだ名前も知らない、年中・年長の子ども達の
真似をして、横で遊んでいる子、
先生に抱きかかえられている子、
担任の先生の周りで遊んでいる子、
所在なげにぶらぶら歩いている子、
様々な様子が見られます。
しかし、そんな年少さんの様子を見ると、
全体的に、まだまだ一人遊びが中心のようです。
そんな中で、年少さんは一生懸命自分の
心のよりどころになる居場所を
現在進行形で自分一人の力で開拓していっています。
先生たちは、子ども達がこれから友達との関わりに
一歩踏み出せるきっかけを作るべく、
声を掛けたり、一緒に遊んだりしながら見守っていきます。
もちろん、これは年少さんに限ったことではなく、
新しいクラスになって、すこしドキドキしている
年中・年長の子ども達にも同じ事をしていきます。
年度の当初は、帰宅後「(去年より)幼稚園(小学校)が楽しくない…」
と訴える子もいるかもしれません。
それは、誰しも(もちろん大人でも)慣れ親しんだ環境が変わると
抱くごく普通の感情ですので、あまり心配せず、
新しい出会いや、また一つ心が成長するチャンスと
前向きにとらえてあげてください。
楽しくないと言っている一日の中にも
必ず何か一つぐらいは楽しかったことや、
面白かったこと、嬉しかったこと、
悲しくなかったことはあるはずです。
その良かった出来事に注目して、
お子さんに共感しながら
嬉しく楽しい気持ちでお子さんの
心の中をいっぱいにしてあげてください。
子ども達は、親が考える以上に
あんがい強く、たくましいものですよ。