昨日お餅つきがありました。
風もなく、絶好のお餅つき日和。
きそがわ幼稚園のおもちつきは
石臼と杵で作る本格的なものです。
子ども達には重い杵を一生懸命振り上げ
「ぺったんこ がんばれ!」とみんなでつきました。
つき終わったお餅は母の会の役員さんにお手伝いいただき、
お雑煮やきな粉餅、そしてふりかけ餅にしてもらいみんなで食べました。
子ども達は何度もお代わりしておなかいっぱい食べてくれました。
今では年末にお餅つきをする家庭もほとんどなく、
お餅つきは絵本やテレビの中の出来事のようになってしまいました。
子ども達に杵を見せてこれなんだ?と聞くと
「ハンマー」だそうです。
私の子ども頃も近所でもお餅つきをする風景が徐々に減ってきた頃でした。
そんなこともあり、私の父や祖母がお餅つきをする際は
近所の子どもを集めて一緒にお餅つきをした記憶があります。
臼に入れるもち米の量は2升5号(ますます はんじょう)や、
疲れないお餅のつき方、
手水を付けすぎるとお餅がかびやすいことや、
つき終わった臼に大根の皮を入れると臼についた餅が取れやすくなることや、
鏡餅の作り方など、
お餅つき時には近所のおじいさんたちから先人の知恵ともいえる
いろんなことを教えてもらった記憶があります。
お餅つきをほとんど実体験したことない今の子ども達にこんなことを話しても
なかなか理解できないと思いますが、
何らかの形で伝えて行きたいものですね。