よく
“つ”が付く年齢までは子供に手をかける、
“つ”が取れたら目をかけよといわれます。
“つ”が付く年齢とはひとつ・ふたつ・みっつ・ …ここのつ。
というように、9歳までが“つ”が付く年齢です。
さて、9歳(ここのつ)までの子供に対して
どんなことをすればよいのでしょうか。
ある方は、よいこと、正しいこと、美しいもの、きれいな物を
見たり感じたり聞いたりすることが大切と説いています。
これらの事はとても大切なことと思いますが、
私はそれ以上に子どもに対して理屈なく愛情をおつりがくるぐらい
与えることが一番大切だと思っています。
子どもの心が親の愛情で満たされていると
いろいろな事で心に余裕ができ、
子どもはまっすぐ育っていくと信じています。
愛情とは甘やかしとは違い、
愛情があるからこそ我が子を真剣に叱れ、
愛情があるからこそ我が子の寂しそうな表情を見ると
無性に抱きしめたくなります。
子どもに対しての愛情は
与えたら与えただけ子どもは育っていく、
心の栄養だと思いますので、
まだまだ時間はたくさんありますので、
たくさん愛情を持って抱きしめてあげて下さい。
実はそんな話を高校生になる長女としていると、
小学4年生の10歳になる次女が
「私はまだ10つ(とうつ)だから抱っこして」と抱き付いてきました。
もちろんおもいきり抱きしめましたよ、
「うぐぐ…」と声にならない声がでるくらい。
次女よ、10には“つ”は付かないのだよ…