もうすぐ冬休み。
年末年始のお休みをいろいろなところに
出かける計画を立てている方も多いと思います。
私の子どものころ、両親が「今日は買い物に行くよ」この言葉を聞くと
一気に休みの日の気分が下がりました。
買い物の途中、子どもの自分はただただ親について歩いて、
商品に触ろうとすると「触ったらいかんよ!」としかられ、
騒いだり走り出したい気持ちをぐっと抑えて
親の買い物に付き合い半日が過ぎます。
そんな時に自分の服を買ってもらっても
正直まったくもって面倒なだけになってしまいます。
子どもにとって何にも楽しくない時間です。
さて、私の子育てのことを振り返ってみると、
休日に我が子を連れてモールなどに行くと、
大体途中で子どもが「疲れた!」「お腹空いた!」
洋服を選ぶ際も、「なんでもいい」なんてことを言う始末。
親としては休みの日に子どもをどこかへ連れて出したことで
子どもは喜ぶものだと勘違いしていたのかもしれません。
自分の幼少期のことと重ねて考えると、
一番うれしいのは、どこかへ連れて行ってもらうことではなく、
一緒に遊んでもらうことが一番うれしかったと思います。
それは、近所の公園で一緒に遊ぶことであったり、
一緒に行く犬の散歩でした。
どこかへ連れだすことで子どもが喜んでいると思っているのは
親だけで、子どもの本音は違うかもしれません。
年末年始、大掃除に買い出しにと忙しいかもしれませんが、
ぜひお子さんと一緒に遊んであげる時間を
作ってあげてください。
それは、○○ランドでも△△スタジオでも✕✕モールでなくても、
近所の公園で思い切りお子さんと遊ぶだけで
お子さんは大満足だと思いますよ。