4月の中旬ごろ、すみれC組のお部屋の窓の外に、小さな蜂の巣ができているのを見つけました。
子どもたちが刺されることがないように、その窓はすぐに使用禁止にし、安全に気をつけながら、室内からそっと観察することにしました。
毎日せっせと巣作りをしている“お母さん蜂”を見て、子どもたちは大喜び!
「あ!今、おうちに帰ってきた!」
「今は、お出かけしてるのかな?」
「お部屋が3つあるね!」
「今日は4つになってる!」
など、毎日少しずつ変わっていく蜂の巣に目をキラキラさせていました。
ある日、巣の中に小さなたまごを見つけ、「赤ちゃんがいるのかな?」とさらに興味津々な様子。
そのころ、ちがう場所にももう一つ蜂の巣ができていたため、安全のために駆除を行い、中をよく見てみることにしました(もちろん蜂がいないことをしっかり確認しています)。
「カリカリしてる!」
「裏はかたいんだね!」
と、実際に触ってみた子どもたちは驚いたり感心したりしていました。
そして数日後、一つ目の巣に“白い繭”ができているのを見つけたので、こちらも安全のために駆除し、さらに観察をしてみました。
よく見てみると、中にはなんと…幼虫が!
「きゃーーー!!!」
「この黒いの、お顔かな?」
「みんなに見られてる〜(笑)」
と、少しびっくりしながらも楽しそうな様子でした。
幼虫にもそっと触れてみると…
「ぷにぷにしてる!」
「かわいい〜!」
「もう、しましまがある!蜂っぽいね!」
「なんか…おいしそう(笑)」と、それぞれの感じたことをたくさん話してくれました。
今回は、身近な自然のふしぎや、小さないのちの成長を感じることができる、とても良い経験になりました。子どもたちの「見たい!知りたい!」という気持ちを大切にしながら、安全に配慮して観察を行いました♡