昨日の習字教室に続き、今日はすみれ組の英語教室がありました。
英語や外国人と聞くとつい拒否反応を起こしてしまう大人も多いと思います。
それは、話しかけられたらどうしよう、
文法的には間違っていないかな?
過去の事だからこの単語を過去形に変えて…
複数だから複数形にして…、疑問文だから…、
なんて勉強をたくさんした大人になればなるほど、
間違った英語ではいけないと考えすぎてしまい、
結局“ひきつった笑顔”でその場から後ずさりしてしまいます。
子ども達はというと、講師のデイビットを見つけると、
何のためらいもなく「デイビット先生! あのね・・・」と
ごく普通に接していました。
子ども達にとっては相手が英語を話す外国人であろうが、
見た目が違っていようが、“同じ人間”というカテゴリーで
とらえているからなのだと思います。
それってとってもすごいことだと思いませんか?
これから少しずつ成長し、いろいろなことを学び、
知識が増えれば増えるほど、自分の中で他人に対して
誰もが自分勝手に壁を作ってしまいます。
子ども達には今日デイビットに接したように
誰とでも分け隔てなく接することのできる
そんな素敵な大人になってほしいと思います。
ちなみにテレビなどで、タレントさんが外国で
無茶苦茶な英語(単語のみ)で
何とかなってしまう場面を見ることがあります。
それはわざとそうしている一つの芸なのか、
はたまた強心臓の持ち主なのか本当のところはわかりませんが、
ある意味これもすごいと思いませんか?
そのタレントさんが好きか嫌いかではなく、
自分だったらそんなことできるかな…?
そんなことをつい考えてしまいます。