「あぶない!」
朝の自由遊びの時間に、メタセコイアの木の下で
ベンチを2つ重ねてその上に乗っている子ども達を見た瞬間、
そんな言葉がつい口から出てしまいました。
急いでその木まで駆け寄ってみると
子ども達は案外のんきに
「あっ先生、セミとって!」
子ども達の視線の先にはセミが木にとまっていてミーンミーン鳴いています。
斜めに積み上がっているベンチはまるで
サーカスの曲芸のそれです。
この2段に重ねたベンチですが驚くことにガタガタしておらず
しっかり積み上げていました。
なかなかやるな子ども達!
結局子ども達だけではセミは捕まえられず
私が捕まえて子ども達にあげ、
そして惜しまれつつも、やっぱりあぶないのでベンチは強制解体しました。
また今年も園庭には沢山の野菜が実っています。
その中でも真っ赤に熟したプチトマトは
そのまますぐに食べられることもあり、
子ども達には大人気です。
食べたい子はその場でもぎ取り、
手でゴシゴシしてよごれを落としてそのままパクリ。
無農薬だからできる食べ方です。
少し皮が厚いですがとっても甘く、
毎日すぐになくなってしまいます。
こんな身近な事から “夏” を体感している
子ども達です。