運動会シーズンになりました。
またこのシーズンになると活気が出るのが
家電量販店でのビデオカメラの売り場です。
このカメラは手振れがなくお子さんの姿を撮影できますよ!
など運動会での我が子を上手く撮影するための
最新の機能が盛りだくさんです。
そんな私もそのうたい文句につられ5~6年前に
ビデオカメラを買いました。
とは言え、実際我が子の運動会に行けたのは数回、
しかもお昼過ぎからの合流で
「もう出番終わっちゃったの…」ばかりでした。
その中でも一度だけ我が子の運動会がきそがわ幼稚園の休みの日に
行われた年は、前の晩からビデオの充電をしたり、
容量のチェックをしたり、出番を確認したりと、
かなり張り切って臨みました。
そして当日人ごみをかき分け何とかビデオに我が子をおさめ、
意気揚々と観客席まで帰ってきてふと思ったことは、
「あれ? 今我が子は何をしたんだっけ?」
ビデオを撮影することばかりに集中して実際我が子の姿を
自分の目では全く見ていなかったことに気付き、
なんだか不思議な気持ちになりました。
帰ってから録画した内容をテレビに映してみて
「こんな踊りだったんだ…」と気付き
カメラを持っていた腕の痛さも手伝い空しさが倍増。
しかもこのビデオを見たのは後にも先にもこの一回だけ。
初めて子どもの運動会に朝から参加できたのに、
子どもに「あの踊り上手にできてたね。」
「あそこの所は難しかったんじゃない?」なんて感想も言えませんでした。
ただただ「頑張ったね。」と一言。
親として大失敗をやってしまいました。
せっかく我が子が一生懸命暑い中練習した成果を
自分の目で見ることができず
本当に後悔しました。
決してビデオカメラがいけないといっているのではないんです。
ただビデオを撮影することが目的となってしまい、
本来の目的の我が子の応援と
家の中では絶対に見ることのない
友達の中にいる成長した我が子を見るという
本来の目的を達成できなったことがとても悔やまれるだけなんです。
来月には幼稚園でも運動会があります。
どうか皆さんは私と同じ過ちを犯さないよう、
我が子の姿はぜひ皆さんの目で見てあげてください。
撮影したビデオは数回しか観ないと思いますが、
目で見たお子さんの姿はいつまでも皆さんの心の中に残ります。
そうすることで絶対にテレビの画面では分からない
その場の空気感や我が子の息づかいまで感じることができると思いますよ。