きそがわ幼稚園では毎週火曜日に
前週にどんなことを行ったかや、
子ども達の様子などを保育だよりというお手紙で
お知らせしております。
今日も火曜日ですので子ども達に
持って帰ってもらいました。
この保育だよりですが、第1号は
平成11年4月12日に初めてお配りしました。
これ以前は保育だよりという名称ではなく
不定期に大きな行事などの後に保護者の方へ
園の様子などを書いたものをお配りしていました。
それを平成11年度から現在の保育だよりという名称で
毎週火曜日に発行するようになりました。
これには当時バス通園をする子が増え、
門で保護者の方と担任が
お子さんの事をお話しする機会が減ってきたことや、
普段園の送り迎えや通園の準備をあまりしないであろう
お母さん以外の方(特にお父さん)に
園の様子を少しでも知っていただき、
お子さんとの会話のきっかけ作りにと
前園長が考え始めました。
平成11年から始まったこの保育だよりも
今回でなんと645号にもなりました。
毎年30号以上の保育だよりが配られ、
発行枚数も延べ16万枚を越えました。
この保育だよりですが、当然先生たちが
順番で毎週書いています。
毎週月曜日に先生たちが書いたノートをもらい、
その日のうちに打ち込みをして誤字などをチェックしてから
印刷をして翌日お配りしています。
最近では、手書きのノートの代わりに
スマホで書いた文章をメールで送ってくれる先生もいます。
今までスマホで書いた文章をわざわざノートに
書き写して提出していたようで、
その手間を省くためにメールでの提出も可能にしました。
また毎年30回以上も先生たちの文書を
打ち込みをしていると、よく使う表現や、言葉の選び方、
考え方や子どもの様子の見方など、
先生達一人ひとりに癖や特徴があり、
文章を読むと誰が書いたかおおよそ分かるようになってきました。
毎週順番で回ってくるノートは保育とは直接関係がなく、
先生たちにとっては仕事が一つ増えます。
しかし、全員ではなくても何人かの保護者の方が
毎週読んでくれていると思うと、
どの保育だよりもとても大切な物です。
また立ち止まって前の事を考えて書くことで、
先生たちも保育を見つめ直すとてもいい機会になります。
書き方や時代が変わっても基本となる
前の週の子ども達の様子、園の様子を
保護者の方にお伝えすることは今後も変えず
この保育だよりは今後も続けていきたいと思います。
お時間のある時にたまには読んでみてくださいね。