“なんでもたべよう!”
配膳室の前にはこのように描かれています。
しかし、年少さんは4月の間は
好きなものを好きなだけ食べてもらっていました。
これは、お給食が嫌いなものも食べさせられる
嫌な時間ではなく、
みんなで食べる楽しさを感じてほしいと
考えているからです。
その為、先月までは残飯がとても多く出ました。
そこで、今日から5月に入ったこともあり、
お給食の食べ方も少しずつ変えていみました。
まず、今まではお給食を付け分けした後、
先生たちが子ども達の席までお給食を運んでいましたが、
今日からは子ども達が配膳の机まで来て、
自分のお給食を席まで運んでもらいました。
それともう一つ大きな違いは、
食べる前に、苦手なもの、嫌いな物、食べたくないものを
先生に伝え、それらを取り除いてもらいます。
その代わり、それ以外は全部食べてもらいます。
中には、食器に残っているのが
ごはんとフルーツのみという子もいましたが、
まずは最初の段階としてはよしとしています。
このやり方をおおむね2週間ほど行って、
次の段階では、嫌いなものなどを
取り除くのではなく、減らすという方法をとります。
そして、最後は減らさずとも全部のお給食が
食べられるようになるのことを年少さんの目標に
今年一年かけて指導していく予定です。
お給食一つとっても、
先生たちは子ども達の性格や体調、
普段の言動などを参考に背中を押したり、
少し見守ったりなどを使い分けながら指導していっています。
ご家庭でも嫌いな物でもまずは一口だけでも
口にすることから始めて見てくださいね。