みなさん「ホウネンエビ」なるエビをご存知でしょうか?
おばけエビと言った方が分かる方もいるかもしれません。
体長は1~2㎝で緑色のブラシのような足(?)を
動かして泳ぎ回るエビです。
一見エビとは思いませんが
カニやエビと同じ甲殻類だそうです。
この変なエビ、ホウネンエビが園の駐車場の周りの田んぼで
今大量に泳ぎ回っています。
なので、今田んぼを覗き込むとすぐに何十匹もの変なエビが
泳ぎ回っているのが分かると思います。
少し調べたところ、このホウネンエビの卵は田んぼに水がなくなると
乾いた土の中で休眠していいて翌年
田んぼが水で満たされる初夏に一斉に孵化するそうです。
しかし寿命は短いため見つけるのはちょうど今がチャンスなんです。
卵は長期間の乾燥にも耐えることができるため、
飼育セットなんかも売られているそうですよ。
まぁ、この辺りでは田んぼに行けばすぐに見つけられるので
わざわざ買ってまで育てようと思う方はいないと思いますが。
ちなみに例にもれず、私も子供のころこのホウネンエビも
捕まえて遊びました。
と言ってもいくらでも簡単にとれるので大量に捕まえて、
バケツに入れておくと次の日は全滅なんてことばかりでしたが、
靴を泥だらけにしながら田んぼで遊んだ記憶がよみがえります。
当然田植えしたばかりですので、田んぼのおじさんたちには
こっぴどく叱られましたが…
このホウネンエビという名前の由来ですが、
ほんとかウソか分かりませんが
昔近所のおじいさんたちが、
このエビが沢山現れる年は豊年になる。
だからホウネンエビっという名前になったんだということを聞きました。
名前通りだとすれば、今年は近年まれにみる
大豊作の年になるかもしれませんね。