ミシェル・ヌードセン さく
ケビン・ホークス え
福本 友美子 やく
岩崎書店
物事には守らなくてはならないルール・規則があります。
しかし時と場合によっては…
まだまだ日中の日差しは強いですが、
朝晩は少しずつ秋の気配を感じるようになりました。
秋と言えは“食欲”の秋、“スポーツ”の秋などと言われますが、
忘れてならないのが“読書(文化)”の秋です。
今回ご紹介する絵本はとても有名な絵本
図書館ライオンです。
小学生1年生が読書感想文の題材としても
使えそうな内容です。
その為、年少さんには少し難しいかもしれませんが、
とても優しくて、心が温かくなるお話です。
このお話はある図書館に大きなライオンが
訪れることからはじまります。
館長のメリウェザーさんはそのライオンと
図書館の中では大きな声を出さないこと、
という約束をします。
それからというもの、ライオンは毎日図書館に来ては
お手伝いをしたり、絵本の時間には静かに聞いていました。
そんなある日、メリウェザーさんが大きなけがをしてしまい、
それを見つけたライオンがとった行動は…
ルールの大切さ、しかし時と場合によっては
ルール以上に大切なことがあること、
そんな少し深い内容を秋の夜長にお子さんと
考えてみてはいかがでしょうか。
ちなみにこんな優しいライオンならきそがわ幼稚園にも
大歓迎です。