先週の土曜日、先生たち全員で研修に参加しました。
今回の研修は一宮市内の全ての私立幼稚園の先生が
一堂に集まり行うもので、先生たちも学生時代の
懐かしい友達との再会ができたようです。
さて、今回のテーマは「褒める」です。
研修の中で講師の先生が言われた言葉に
褒めることと叱ることは同じことで
どちらにも愛情があるから相手に伝わる。
という言葉がありました。
まさしくその通りだと思います。
また、大人でも子供でも人から頭ごなしに
「この前出来たのになんでできないの!」や
「全部だめ!」なんて言われると
ムカッときて、もっと反発して
それ以降は話しすら聞きたくなくなりますよね。
しかし、「なんでできないの!」の代わりに
「この前出来たのにもったいない!」、
「全部だめ!」の代わりに
「全部おしい!」と言われた方が
よし頑張ろう!って気持ちにちょっとだけなりませんか?
たった一言変えるだけで人間関係も親子関係も
自然とよくなっていくと思います。
ちなみにご存知の方も多いと思いますが、
怒ると叱るでは大きな違いがありますが、その違いは分かりますか?
怒るはカッとなった感情とともに相手を威嚇すること、
叱るは注意して諭すことです。
しかし人間は誰しも100点満点ではありません。
時には我が子に対しても怒れてしまうこともあります。
そんな時はたった6秒だけ我慢するといいそうですよ。
実は怒りのピークは6秒しか続かないとう研究結果があるそうです。
なので、カッと怒れてしまったときは、心の中で6秒カウントしてから
子どもに諭すように叱ってあげたいものですね。
褒めることも、叱ることも愛情がなければとっても難しいです。
しかし、皆様の心の中に我が子への愛情がいっぱい詰まっているので
叱る時も、褒める時も、時には怒る時もその愛情をおもいきり開放して
子どもと接してあげてくださいね。
園の先生たちは子ども達を毎日褒めて叱って認めてまた褒めてと
試行錯誤しながら頑張っています。
一緒に大切な子ども達を愛情いっぱいに
褒めて叱ってまっすぐに育ていきましょう。