きそがわ幼稚園おはなし部 「だあいすき」です。
2月15日(水)はつぼみ組でおはなし会でした。
この日は風が冷たくて少しだけ雪もちらちらと舞っていました。
暖かったり寒かったり体調管理が難しい時期ですね。
つぼみ組さんでもお休みのお友達が何人かいたのですが、
元気になりましたか?
また次のおはなし会で会いましょうね。
そんな2月のおはなし会のプログラムは・・・・
ととけっこう
絵本 ポッポーきかんしゃ ゆきさんぽ
絵本 ゆげゆげ~
わらべうた おにさのるすに
大型絵本 にんじんとごぼうとだいこん
紙芝居 さむいときにはね
エプロンシアター あかずきん
さよならあんころもち
わらべうた「おにさのるすに」では、
大豆が入った鬼の箱を見て先日の保育内で行った
豆まきを思い出して身構える子もいましたが、
鬼の箱同様に大豆が入ったカプセルが配られると、
わらべうたに合わせてがらがらと元気に振ってくれました。
この鬼の箱とカプセルは、昨年のおはなし会で紹介する為に準備したものでしたが、
残念ながら休園でおはなし会を行うことが出来ませんでした。
今年度は毎月おはなし会を行うことが出来たことを思うと
少しずつ日常が戻ってきたのかなと感じます。
エプロンシアター「あかずきん」では、おおかみさんが登場して、
またまた子ども達はドキドキ・・・。
(鬼やらおおかみやらで今回のおはなし会はちょっと怖かったかな。)
おばあさんやあかずきんちゃんを「食べないで~」と
小さな声でつぶやく子もいました。
エプロン全体を使ってあかずきんちゃんのお話を
たっぷりと楽しみました。
写真ではわかりませんが、
家の中にはきちんとおばあさんのベッドもありますよ。
大型絵本「にんじんとだいこんとごぼう」は日本民話です。
にんじんとだいこんとごぼうがお風呂入る場面では、
「ふうふう」「ぱちぱち」「ほっこほっこ」と
一緒に声に出している子がいました。
この民話は色々な絵本で出版されているので、
知っている子も多かったのではないでしょうか。
調べてみると、絵本では取り上げられていない部分が
加えられているお話もあるようです。
にんじんとだいこんとごぼうにが
この世にできた時、神様がそれぞれにきれいな模様を描いたそうです。
そのきれいな模様をにんじんとだいこんとごぼうは
他の野菜たちに自慢してみせびらかしていました。
年に一度、神様の家に集まる日、
お風呂に入ったごぼうは熱くて飛び出して泥の上で転んで体が真っ黒に、
だいこんは念入りに体を洗ったので真っ白に、
にんじんは長湯をして熱くて体が真っ赤になってしまいました。
そして自慢の模様もお風呂で消えてしまいました。
神様にもう一度きれいな模様を描いて欲しいとにんじんとだいこんとごぼうは
お願いしたのですが「お前たちは他の野菜たちに模様を自慢していたから、このままでいなさい」と言われ、
にんじんは赤、だいこんは白、ごぼうは黒になってしまったということです。
少し話が加わるだけで、またさらにお話が面白くなりますね。
野菜たちに描かれていたという
自慢したくなるようなきれいな模様もどんな模様だったのか
想像してみるのも楽しいです。
来月は今年度最後のおはなし会です。
今月もありがとうございました。