たいようオルガン
荒井良二
偕成社
新学期が始まり、1週間経ちました。
新しいクラス、新しいお友達、楽しいことが始まりそうな
予感にウキウキしているお子さんもいれば、
ちょっぴりドキドキ不安を感じている
お子さんもいるのではないでしょうか。
今月ご紹介する絵本は、
荒井良二さんの「たいようオルガン」です。
メディアにも、大きく取り上げられたことがある絵本なので
ご存知の方もいらっしゃるのでは。
はしるゾウバス。
それを見守るたいようオルガン。
ゾウバスとたいようオルガンの関係を、
思わず子育て中の自分と我が子に重ね合わせたくなります。
たいようオルガンのようにどっしり、温かく、我が子を見守る…。
頭ではわかってはいるのですが、難しい時もありますね。
ページをめくる度に溢れる色彩と言葉たちに圧倒されるのと同時に、
体の奥底から湧き出る見えない力を感じる絵本です。
新しいスタートをきったパパ、ママ、子供たち、
ぜひ一度手にとってみてはいかがでしょうか。