観劇に出かけてきました。
演目は「赤ずきん」と「さんびきのこぶた」
これらのお話にはどちらにも共通するものがあります。
何だと思いますか?
それはどちらのお話にも“オオカミ”が出てくることです。
子ども達のイメージの中では
オオカミ = 悪の化身で怖い ですよね。
たいていのお話にはかわいそうに
“オオカミは悪いヤツ”という役回りです。
なので例年オオカミが出てくると
子ども達も怖がって泣き叫び、
先生たちにしがみ付いています。
しかし何年も劇団飛行船の劇を観ていると、
そのオオカミのキャラクターや演出方法が
少しずつ変わってきています。
大昔はオオカミにあてる照明や音楽は
悪い役を引き立てるものでした。
それが今日見たオオカミはどちらかというと
コミカルな感じが強くありました。
作品ですのであまり詳しくは書けませんが、
今日最初の登場は主人公である
赤ずきんちゃんやこぶた達をさしおいて、
なんとオオカミ。
しかもオオカミの歌と踊りから始まりました。
そんな演出でしたので、子ども達もあまり
オオカミを怖がることなく
最後まで楽しく観ることができました。
詳しくはお子さんから聞いてみてくださいね。
とっても楽しかったですよ。
それから今日縁あって観劇会の始まりのご挨拶を仰せつかり、
開演前に舞台袖で待機する時間がありました。
その時に演者の人に被り物を持たせていただきましたが、
想像以上に重いものでした。
あんなに重い物を被って、しかも、衣装を着こんでの
跳んだり走ったりの演技は本当に体力がいるそうです。
女性の方も役どころによってはお見えになり、
どなたもプロの集団って感じのすごい人たちばかりでした。