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絵本の紹介「おおきくなるっていうことは」
2018.04.10

おおきくなるっていうことは

 

中川 ひろたか 文

村上 康成 絵

童心社

 

年少の皆さん、改めましてご入園おめでとうございます。

年中、 年長の皆さん、ご進級おめでとうございます。

 

今年は桜の開花も春休み中にピークを迎えてしまい、
残念ながら幼稚園の園庭の桜は皆さんと一緒に

新年度をを迎えることが出来ませんでしたが、
春休みはいかがでしたでしょうか?

 

今日ご紹介する絵本は入園、入学のこの時期にお薦めの絵本です。
(もちろん卒園シーズンにも良いですよ。)

今までずっと一緒に過ごしてきた我が子を初めて園に送り出す時。

昨年の今頃、お母さんと離れるのが寂しくて涙を流しながら登園していたのが
嘘のように、元気に園の門を通る我が子を見た時。

入園した時は「制服、ちょっと大きすぎたかしら?」と

少し心配になるほどブカブカだった制服が、
「制服、卒園まで着られるかしら?」と思うようになった時。

幼稚園での生活の中でも、色々な場面で

子ども達の成長を感じる瞬間がありますよね。

 

この絵本では、成長(おおきくなること)について

子ども達が自分の成長を
実感できるような優しい言葉で

わかりやすく描かれています。

お子さんには「うん、うん、そうだ!」と

共感できるページが沢山あると思います。

そして親の私たちにはホロリ…とくる内容かもしれません。

絵本を読む前に「おおきくなるってどんなことかな?」と
話してみるのも面白いかもしれませんね。

 

先週から新年度がスタートしました。

皆さんが幼稚園で楽しく1年間過ごせますように。

子ども達も先生もみんなで一緒におおきくなりたいですね!

絵本の紹介「クッキーのおうさま」
2018.02.19

皆さん幼年童話というジャンルはご存知ですか?

絵本や児童文学というのはご存知だと思いますが、

幼年童話とはちょうど絵本と児童文学のちょうど中間に当たる

ジャンルだと私は考えています。

実はこの幼年童話とは決まった定義があるわけではありませんが、

絵本では満足できなくなった子ども達が児童文学に移行するための

いわば踏み台のようなカテゴリーと考えていただけると分かりやすいと思います。

 

このカテゴリーの本を一人で読みきれるようになると、

小学生が読むような児童文学にすんなり入りやすくなり、

かつ文字を読み進める楽しさが分かってくると思います。

 

私が考える幼年童話は文字はひらがなで文字も大きく、

挿絵もあり、本の大きさも子どもが持ちやすい

A5判程度のものかと思います。

 

しかし、この幼年童話というのは絵本や児童文学のように

種類が多くないため、

なかなか見つけるのが大変です。

実際、我が子の本選びでも苦戦しました。

その時見つけたとても面白く、読みやすい本

「クッキーのおうさま」を今回はご紹介します。

  

 

「クッキーのおうさま」

竹下文子・作

いちかわ なつこ・絵

あかね書房

 

日曜日に、りさちゃんはお母さんと一緒にクッキーを作ります。

その時あまった生地を集めて、

太っちょで足のちょっぴり短い王様を作り、

他のクッキーと一緒にお母さんに焼いてもらいます。

 

オーブンのふたを開けると突然

「あちちち」と、焼きあがった王様の形のクッキーが

飛び出してきます。

その後、このクッキーの王様はものさしと、はさみと、

セロハンテープを家来にし、空き箱でお城を作ったり、

野良猫に食べられそうになったりします。

 

とってもコミカルな内容で、文字も大きく、

1ページに2025語くらいですので、

とても読み進めやすい本です。

しかも、この本はシリーズ化されており、

お子さんがこの本が気に入れば、、

次の「くっきーのおうさま そらをとぶ」、

「くっきーのおうさま えんそくにいく」へと

読み進める楽しさもあります。

お子さんが、絵本では物足りなくなってきたと感じた際は、

いちど幼児童話というカテゴリーの本を

手にとってみてはいかがですか?

もちろん、お母さんが読み聞かせてあげても面白い本ですよ。

 

ちなみに、この同じカテゴリーの本として、

くいしんぼうおばけのアッチが出てくる小さなおばけシリーズ

「スパゲッティがたべたいよう」などがあります。

 

絵本の紹介「泣いた赤鬼」
2018.01.18

泣いた赤鬼

 

文・浜田 廣介

画・浦沢 直樹

 

小学館

 

とても有名な児童文学の絵本です。

学校教科書にも採用されたことのある

とても内容の深いお話です。

ちなみに、このお話はいろいろな方が絵本にしており、

今回ご紹介するのは、少し異色の方が手掛けたものを

ご紹介させていただきます。

 

 

心の優しい若い赤鬼が人間と仲良くなりたくて家の前に立札を立てます

 

ドナタデモ オイデ クダサイ。

 

しかしそれを見た村人たちはいぶかり

鬼の家に入ろうとしません。

それに苛立ち赤鬼はつい大きな声を出してしまい、

村人たちが逃げ出してしまいました。

 

赤鬼はひとり悲しみ暮れていたところへ、

仲間の青鬼が訪ねてきます。

赤鬼の思いを知った青鬼は、

自分を悪者にして赤鬼をよい鬼だと村人に分からせるよう

一芝居打ちます。

 

それが成功し、赤鬼は村人と仲良くなることができるのですが、

青鬼の手紙を読んで赤鬼は涙します。

赤鬼の涙の理由はなんだったのでしょうか?

 

つい人は見た目で相手を判断してしまいます。

本当の優しさ、本当の友情、本当の愛は目では見ることができません。

幼稚園の子ども達に読んで聞かせるには少し難しい内容ですが、

小学3年生くらいであれば十分理解ができると思います。

 

本当の優しさとは何なのか、

お子さんと一緒に考えるにはとてもよい題材だと思います。

また、このお話のその後を考えるのも

とても面白いと思います。

 

 

今回ご紹介させていただいたこの絵本の絵を描かれたのが、

YAWARA!や20世紀少年などを描かれた

漫画家の浦沢直樹さんです。

とても難しい内容のお話ですが、

挿絵がとても分かりやすく、

鬼の表情などからも鬼の心の声が聞こえてくるような絵になっています。

そんなところからも感覚的にこのお話を理解できると思います。

 

是非お子さんと漫画を読むような感覚で

このお話を読んでみるのもいいかもしれませんね。

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