
絵本の紹介「ママだいすき」
2016.03.01
ママだいすき
まど ・みちお 文
ましま せつこ 絵
こぐま社
3月に入り4月から始まる新しい生活に向けて
子ども達も親の私達もなんとなく慌ただしい毎日です。
つい「4月からは1つ上のお兄さんになるよね。」
「もうお姉ちゃんなんだから。」と口にしてしまい、
知らぬ間に子供達にプレッシャーを与えてしまっているかもしれません。
日々の生活の忙しさに追われて、本当は毎日でも伝えたい大切な気持ちを、
後回しにしまっている時も。
今日は、そんな時にちょっと立ち止まって読んでみたい絵本を紹介しようと思います。
愛しい愛しい子供達が、「ママのことだいすきだよ!」と感じる沢山の瞬間が
優しいまど・みちおさんの詩と共に
温もりのある ましま せつこさんの絵で描かれています。
親だけが子供に愛情を与えているのではなく、
子供からも沢山の「大好き」を貰って私達は暮らしているんだなと
気づかせてくれるそんな絵本です。
夜、寝る前の時間に読んであげて「ママもパパもあなたの事が大好きだよ!」
とギュッと抱きしめてあげるのも良いですね。
どうか素敵な絵本の時間をお過ごし下さい。
絵本の紹介「ゆきむすめ」
2016.01.30
ゆきむすめ
ロシアの昔話
内田莉莎子 再話
佐藤忠良 画
福音館書店
先月、久しぶりに一宮にも雪が降りましたね。
空から舞い降りてくる白い雪に、子どもたちも喜んでいたのではないでしょうか。
今月はそんな雪を題材にした絵本を紹介したいと思います。
あるところに二人きりで寂しく暮らしているおじいさんとおばあさんがいました。
雪が沢山積もったある冬の日に、二人は雪で女の子を作りました。
女の子は二人のもとで、とても大切に育てられましたが、
暖かい季節が近づいてくると外に出ようとしません。
やがて季節は変わり夏になりました。お友達に誘われたゆきむすめは
仕方なく森に出掛けます。
夜になり枯れ木を集めて、たき火を始めた娘たち….。
そのたき火を飛び越えて遊ぶうちに….。
「あぁ、楽しかった」と笑顔で終わる絵本も良いですが、
こんな終わりかたをする絵本も良いと思います。
読んだあと、ゆきむすめはどうなったのか、
お話の続きを話し合ってみるのも良いかもしれませんね。
手のひらに載せた瞬間に解けていく雪の美しさと切なさを感じるそんなお話です。
絵本の紹介「十二支のおはなし」
2016.01.04
明けましておめでとうございます。
新年にお子さんに読んで聞かせるにはぴったりの絵本を紹介します。
十二支のおはなし
内田麟太郎 文 山本孝 絵 岩崎書店
今年は申年。
厄がさる、苦悩がさるなどと言われ、今までの頑張りが実り新しい事に一歩を踏み出すにはよい年です。
元来干支は農業用語だったそうです。
「申」の漢字の意味は「伸ばす」や「草木が伸びきって果実が実る」時期を表しているそうです。
この絵本はなぜ干支が子、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、申、鶏、犬、猪の順になったかを分かりやすく、また独特の絵で教えてくれます。
どうして猫は入っていないの?
申と犬の間になんで鶏がいるの?
とても有名なお話ですが、家族のみんなの干支をお子さんに今一度知らせるにはよい機会かもしれませんね。
お休みの間はどうしてもゲームやテレビ番組に接することが多くなってしまいます。この絵本をきっかけにテレビを消して、家族の会話が増えるようにしたいものですね。
申年の今年が子ども達にとって新しい事にチャレンジできるよい年になるといいですね!